日本の都市公園100選指定公園である「姫の沢公園」は、東京ドーム23個分に相当する108ヘクタールの敷地を持った広大な自然公園です。園内には6万本のツツジや2千本のシャクナゲをはじめとする四季折々の草花が約600種。それ以外にも陶芸センターやピクニック広場、50種類のアスレチックや本格的な多目的スポーツ広場などがあり、気軽に自然に触れられるスポットとして人気です。
「姫の沢公園」は熱海の市街地から北西に約4km、熱海峠の東斜面の標高450mから700mの場所に位置し、山の斜面をそのまま生かした地形が特徴です。駐車場から公園に向かうと緑の木々が立ち並ぶアスレチック広場・ピクニック広場が出迎えてくれます。
取材に訪れた4月下旬は、ちょうどツツジが見頃の季節。広場を抜けた奥に、見上げるほどの高さを持ったツツジ園が現れました。
ツツジが咲く山道に沿って登りながら徐々に山頂へ。距離はありますが、傾斜が緩やかなので楽に登れます。
山頂付近からの眺めはやはり格別、山間からの風が心地よく体を冷ましてくれます。春はツツジ・桜・シャクナゲ、夏にはスイレン・アジサイ・ヤマユリ、秋には紅葉、冬はサザンカなど、一年を通じて四季の自然を満喫する事が出来ます。
公園内には様々な山道ルートもありますので、森の中の散策やハイキングも可能。ぜひ思い思いの過ごし方で楽しんでみてください。