「二十四節気」の記事一覧
前回は、小雪(しょうせつ)で今回は大雪(たいせつ)です。
2018年の”大雪”は、本日12月7日から12月21日までをいいます。
暦では、冬も深まり平地でも雪がちらつくような季節だそう。
実際は年が明けてから寒さは深まりますけどね。
食べ物では、大根やカブ、蟹、伊勢海老、ジビエ、みかん、旬を迎えるメダイ等々、食材がずらり。
熱海でも、里芋や長芋、みかんなど旬の食材が店頭に並んできます。
旬の食材を食べることは、季節を楽しむのはもちろん栄養価も高いのです。
近年は、ビニールハウスでも栽培でき一年中手に入れることができるようにはなりました。
ある実験結果があります。同じ食材を旬のものとビニールハウスで栽培されたものの栄養素を調べたところ、
なんと倍以上の差があったそうですよ。
やはり、旬の食べ物を食べたほうが栄養に良いのですね。
時節が変われば、求めるモノも与えるモノも様々移り変わってきます。
農業にもIT活用化が進められています。
ドローンで集積したデータをITで管理し、ロボットが作業を行う。
状況に応じてAIが適切な判断をし種植えから収穫まで行う。
一見夢物語のようですが、「スマート農業」という言葉が生まれるくらい
現実的な話なのです。
もちろん、ワインも例外ではありません。
先人が培ってきたノウハウや勘、感覚などをデータとして集積し活用する。
そうすることで、良くも悪くも常に品質の高いワインを安価に安定供給できるようになるそうです。
暖冬といわれていますが朝晩は冷え込みますね。
美味しい料理と美味しいワインを用意してます。
そんな話に興じながら楽しむのも悪くないですよ。きっと。
北国育ちの私には、少し物足りないのですよね。冬が。
ウィンタースポーツをされる方であればお分かり頂けるかと思うのですが、
雪が降っているのに晴天って良くあるのです。
晴れているのに、雪が舞っていて、風はなくて。寒くて。
みたいな環境のときに、ダイヤモンドダストが見られるのです。
それは、もう。綺麗ですよ。
雪が積もると何処か閉鎖的になってしまいがちな世界を、明るく輝かせてくれるような。
「白銀の世界」というのも大袈裟ではなくて。
夜のうちに積もった雪が、いつも見ている景色。日常を白く一遍させてしまうのです。
チラチラと落ちる雪に、太陽の光がキラキラと反射している情景はまさに私の望郷の記憶です。
子供のころは、早く雪が積もらないかワクワクして待って。
積もったらいつもの広場で友達と雪山を作って、滑り台を作っては
お米の袋をソリ代わりに滑り降りて遊んでました。
あのころのように。
何も疑わず明日を追いかける。
フォンテーヌブロー熱海のスタッフ一同、今日も元気に邁進しています!
なんか色々それましたが、”小雪”です。
冬の始まりです。
今週からコースが一新されました。
1皿目のアミューズには、
「郷愁と憧憬」をメニュー名に据えた1皿を。
熱海・スペイン・フランス
望郷の想いや、憧れ。そういった感情をお皿で表現しています。
コースを通しても、
皿ごとの調理法・味・温度・色など、5感で楽しんで頂けるメニューになりました。
是非、ご来館下さい。
サウダージを感じて、めくるめくフランス料理のジャーニーに出かけましょう!
一雨ごとに朝晩の寒さが増してきています。
11月7日は”立冬”でありました。
暦上では冬となりますが、実際には秋が深みを増してくる季節です。
箱根山や周囲の山々でも紅葉がチラホラと楽しめるようになってきました。
北海道でようやく初雪が降りました。なんと、132年ぶりの遅さだそうです。
熱海でも”降雪”はあるのですが、積もったり吹雪いたりというのはあまり聞きません。
近年の東京よりも影響のないエリアとなっています。
関東近辺と比べ1~2℃気温が高いだけでこれだけの差が出るとは思いませんでした。
寒い季節だからこそ、芯まで温まる南熱海温泉と、当館の温かなお料理を楽しみにお越し下さい!
皆様
お久しぶりでございます。
気付けば夏も終わりですね。今年は暑かったですね。
1年24節季を題材にしていくはずが、かなり飛ばしてしまいました。
ということで、今回は”霜降”です。霜降り肉のことではありません。
”そうこう”と読みます。
はい。つまりなんなのよ。というか、文字通り霜が降りる季節ということです。
今年は、10月23日から11月6日までの期間を言います。
因みに、この時期に吹く北よりの北風を「木枯らし」と言い、
冬型の気圧配置になったことの現象だそうです。
お料理もいよいよ秋冬仕様に変わってきていますので、こちらもまたお楽しみ下さい!
”夏至”
こんにちは。
先日、6月21日は夏至でした。本日はその”夏至”についてです。
「夏至ってつまりなんなのよ?」
ってのを説明するのがこれなんですけどね。
簡単に言いますと、”1年の中で北半球では一番昼間が長い日”なのです。
一年の中で一番昼間の時間が短い”冬至”との差は、約5時間もあるそうです!!
北欧では、夏至白夜であったり、夏至祭なるものが開催されにぎやかになるのですが
日本には少ないのですよね。
『夏至今日と思ひつつ書を閉ぢにけり』
とは、高浜虚子が詠んだ有名な俳句です。
1年で一番昼間が長いのであれば、逆に、夜が1年で一番短ってことなんですよ。
更に、日本では調度梅雨の時期なので、昼間が長くても太陽の恩恵というのも少なくて。
上の俳句は、そんなことを想って歌ったのかと想うと感慨深いですね。
秋の夜長。ならぬ、夏至の日長に。
実は、熱海市内にて、明日6月28日から7月1日まで
「熱海国際映画祭」 が、開催されます!!
明日のレッドカーペット/オープニングセレモニーには、
加藤雅也さん、飯島直子さん、宮地真緒さん、板野友美さん、コロッケさん、パク・シフさんなど
俳優・女優の方がたくさんいらっしゃいます!
4日間に渡って大いに盛り上がる熱海!
チケットもまだあるようなので、是非熱海にお越しください!!
1年を春夏秋冬の四季にわけ、さらに1つの季節を6つに細分化させた期間を「二十四節気」といいます。
その中の1つが“芒種”です。
1年目のブログに関しては、この「二十四節気」を中心に書こうかと思っております。
去る、6月6日は“芒種”でした。
はい。わかりませんね。“ぼうしゅ”です。
2018年は6月6日から6月20日頃までがその季節だそうで、
「芒(のぎ)」とは、イネ科の穂先にある針のような突起のこと。
つまり、この時期は稲や麦など芒のある穀物の種を蒔く時期だとされています。
静岡県内のニュースでも、10月の収穫に向けて田植えをしている様子が映し出されていました。
「6歳の6月6日にお稽古事を始めると上達する」
由来は色々あるものの、親指から指折り数えたときに6からは指を立てて数えることになるかと思います。小指は子供に
例えられる指、その指だけで立つことで“子供が独り立ちできる”ということになったそうです。
何かを始めるには良い時期とされているということですね。皆様も重い腰?をあげて何かにチャレンジしてみては??
また、この時期は梅雨入りの季節でもあります。入梅というと、あじさいも見頃を迎える時期でもあります。
ホテルのある熱海市下多賀小山地区にも、”あじさい街道”なる道路があります。
下多賀から網代へ向かう、国道135号線沿いにそれはあります。
JR伊東線の沿線沿いにあることから、「撮り鉄」さんがたくさんいらっしゃるそうで。
写真を見たところうなずける景色ですね!
「花でも見に行こうか」なんという旅行動機も、また、素敵ではないでしょうか?